中国湖北省の家鴨惣菜店【周黒鴨】 首肉「鴨脖(ヤーボー)」のヤミツキの味

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こんにちは、tamakiです。

武漢には、家鴨(アヒル)肉の鹵菜(ルサイ)専門店が何種類か存在するのですが、その中でも一番有名なお店が「周黒鴨(ジョウヘイヤー)」です。

周黒鴨(ジョウヘイヤー)は、看板にかわいい男の子のイラストが描かれているので目立ちやすく、武漢の町中でよく目にします。

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また、武漢の空港を利用するとき、中国人のご家族が「周黒鴨(ジョウヘイヤー)」の商品を何パックも買い込み、そのレジ袋を持ち歩いている姿を何度も見ていたので、その人気ぶりは相当だと実感していました。

なぜ中国人がそこまでハマるのか、どんな味なのか気になり、実際に食べてみることに。

今回はこちらの「周黒鴨(ジョウヘイヤー)」についてご紹介します。

動画も良ければあわせてご覧ください。

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周黒鴨(ジョウヘイヤー)/ZHOU HEI YA

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中国語: 周黑鸭 Zhōuhēiyā
英語 : Zhouheiya

周黒鴨(ジョウヘイヤー、正式名:湖北周黒鴨食品有限会社)は、家鴨肉類とその副産物、また野菜類の鹵菜(ルサイ)を生産している企業ブランドです。

会社は湖北省の武漢市江岸区(こうがんく)に位置し、周黒鴨直営店は武漢市内だけでなく、中国全土に広がっています。

鹵菜(ルサイ)

鹵菜(ルサイ、中国語:卤菜 lǔ caì)は、「鹵(ル)」という調理法で作られた料理です。

鹵(ル)は、「鹵料(ルリョウ):香辛料や漢方薬」を使って作られた「鹵水(ルスイ)」という汁に食材を漬け込む調理法です。

ご参考までに、中国では「鴨」という漢字が使われているので紛らわしいのですが、食材に使われているのはほとんどが「家鴨(アヒル)」だそうです。

鴨(カモ)と家鴨(アヒル)の違い

・鴨(カモ)はカモ目カモ科の小型種の総称
・家鴨(アヒル)はカモ科のマガモの家禽(かきん)

※家禽は、主に食肉、卵を得るために家畜された鳥のことです。

周黒鴨の特徴

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周黒鴨は、製造過程で数十種類の薬草の汁が使われており、肉の色が白から黄色、黄色から艶っぽい黒へと変化します。

さらに、上質な唐辛子、山椒などの調味料が加わり、粘度のないしっとりとした食感が特徴的で、口に含むと、始めは少し甘さを感じますが、だんだんと唇や舌が痺れるような激しい辛さとなります。

肉と骨は全て食べることができ、かじりついて食べることから、お酒の肴やスナックとして適しており、武漢の人々に親しまれています。

また、製造過程において、肉桂(ニッケイ)等の漢方薬が使われていることから、高血圧の予防、食欲増進、疲労回復の効果が期待されるといわれています。

(個人的な補足)

肉と骨は全て食べることができると中国のウェブサイトに書いてあったのですが、私はお肉だけを食べました。また、辛さはとてつもなく強烈でパンチがあり、一度、食べきれずギブアップしたことがあります。

周黒鴨のメニュー

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メニューは基本的に家鴨の鶏足(もみじ)から頭・口ばしまで一通りあり、各部位により細かく別れています。

その中でも代表的な部位がこちらの3つです。

鴨脖(通称:ヤーボー)

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鴨脖は、家鴨の首のお肉です。長さ3cm程の筒状のお肉で、真ん中に骨が一本通っています。

鴨鎖骨

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鴨鎖骨は、家鴨の鎖骨のお肉です。骨が複雑に組み合わさっています。

鴨翅

鴨翅は、家鴨の手羽先のお肉です。

家鴨以外のメニューでは、レンコンやイカ等があります。

周黒鴨が日本にも進出?!

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埼玉県西川口や東京池袋にも同名のお店が存在するらしいのですが、実は中国本場のフランチャイズを経営する会社とは無関係とのネット上の記事もあります。

食べログ等の写真レビューを見ると、まったく同じ看板や商品が出ているので、偽物だとしても誰も気が付かないと思います。

日本でも食べれるのはうれしいと思っていたのですが、試してみるかは慎重に判断したほうがいいかなと思いました。

周黒鴨のレビュー

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鴨脖(ヤーボー):首

口にいれた直後は、強烈な辛さが襲ってくるわけではなく、少し甘みがありました。

徐々に山椒のような辛味がじわじわきて、二粒食べただけで唇と舌がしびれ、その後はずっと辛さが続きます。

お酒のおつまみのような感覚でビール等のお酒に合う味だと思いました。

まったくの別物ですが、さきイカやスルメイカみたいに食べる手が止まらずヤミツキになる味です。

また、真ん中に骨があるので、一見食べられるところは少しという印象でしたが、食べてみると肉厚で丁度いい量でした。

シンプルな形なので、食べやすいです。

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鴨鎖骨:鎖骨

鎖骨は首よりも骨が複雑なので、骨と骨と千切ったり、骨の隙間に入り込んたお肉を上手に食べるのが少し大変でした。

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鶏翅尖:鶏の手羽先

こちらは、アヒルではなく鶏の手羽です。中国人の友達がこの部位をよく食べるという話を聞き、武漢に来て初めて挑戦した周黒鴨の部位です。

この手羽が当時のわたしにはあまりにからく、つらく、どうしても最後まで食べきれずギブアップしました。

まとめ

周黒鴨は、辛いものを普段食べ慣れていないかたにとっては、かなりの強者だと思いますが、この辛ささえ克服できたら、その先にある美味しさを感じることができるのではないかと思います。

わたしは、2回、3回と食べてみて、中国人が好きな訳が分かったような気がしました。

人気な理由はこの辛さも1つの理由だと思うのですが、鹵菜(ルサイ)という調理法が本来、中国のかたに愛されているのだと思いました。

中国で見つけたら一度味わってみる価値はあると思います。

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