ナツメと白きくらげの美肌スープ!レシピ有り。ドライフルーツの美容・健康効果

radish-on-a-cutting-board 中国・武漢(ぶかん)情報

あるとき、中国人の友達から「甘いスープは好き?」と聞かれました。

どんなものか想像がつかなかったのですが、ぜひ飲んでみたい!と言うと友達は手作りのスープを用意し、わざわざ家まで持ってきてくれました。

ありがたさに感動です!

 

そのときのスープがほんのり甘くておいしかったので、ここに友達から聞いたレシピと、使用した乾燥食材の美容・健康効果についてご紹介します!

ナツメと白きくらげのスープ「红枣桂圆莲子银耳汤」

sweet-soup

このスープは一般的には「银耳汤」〈白きくらげのスープ〉と呼ばれています。

友達が作ってくれたスープはいろいろな食材が入った

「红枣桂圆莲子银耳汤」〈ナツメ、リュウガン、ハスの実、白きくらげのスープ〉です。

 

白きくらげのスープは、中国の一般的な料理の一つです。

栄養価が高く、美容に良いといわれています。

 

わたしは白きくらげを日本で食べたことがありませんでした。

他にもリュウガンやハスの実って一体どんなものなのでしょうか。

気になったので調べてみました。

 

レシピの下にこのスープで使用した乾燥食材とドライフルーツ6種類について書いています。

気になるかたは参考にしてみてください!

中国語のレシピ

银耳汤的做法:

  1. 将银耳在温水中浸泡2小时
  2. 将银耳随同红枣、莲子、百合、枸杞、桂圆一同放入电饭煲,加入适量的水
  3. 将电饭煲定时,煮4个小时
  4. 待银耳汤快煮好时,根据自己的喜爱,放入适量冰糖

日本語のレシピ

白きくらげのスープの作り方:
(材料)

  • 白きくらげ
  • ナツメ
  • ハスの実
  • ユリ根
  • クコの実
  • リュウガン(竜眼肉:乾燥した果肉)
  • 氷砂糖
  1. 白きくらげを2時間、ぬるま湯に浸します。
  2. 白きくらげ、ナツメ、ハスの実、ユリ根、クコの実、リュウガンを一緒に炊飯器に入れ、適当な量の水を加えます。
  3. 炊飯器の時間をセットし、4時間調理します。
  4. 白きくらげスープがよく煮えたら、お好みの量の氷砂糖を加えます。

友達いわく、すごく簡単とのことです。

材料を全部炊飯器にいれて、スープ調理の時間をセットするだけ。

わが家には炊飯器がないのでまだ試してないのですが、普通の鍋でも調理できると思います。

美容と健康の神様!乾燥食材とドライフルーツ!

白きくらげ

中国語银耳 (yín’ěr)
英語white fungus (tremella fuciformis)

きくらげはキノコの仲間で、黒きくらげ白きくらげがあり、春から秋にかけて旬な食材です。

 

黒きくらげは血液を補う効果が高く、白きくらげは体の潤いを補う効果が高いといわれています。

貧血気味の方や血液をサラサラにしたい方は「黒きくらげ」を、乾燥肌やドライアイの方は「白きくらげ」を選んでみてはいかがでしょうか。

 

白きくらげは生産が難しく貴重な食材とされています。

 

中国では昔から漢方や薬膳の食材として親しまれてきました。

あの古代中国四代美人の一人、楊貴妃も白きくらげを好んで食べていたそうです。

 

食物繊維と肌に良いアミノ酸を豊富に含んだ美肌食の「白きくらげ」、今後注目したい食材です!

棗(ナツメ)

red-jujube

中国語红枣 (hóng zǎo)
英語red jujube / chinese date

ナツメはクロウメモドキ科の植物です。

ナツメの成熟した果実を乾燥させたものを「大棗(たいそう)」といい、漢方の生薬として知られています。

 

混同しやすい「ナツメヤシ」(英語:dates)はヤシ科の植物なのでナツメとは別物です。

両者とも見た目が似ていますが、ナツメは赤色、ナツメヤシは茶色がかった色をしています。

 

乾燥したナツメは、皮は硬めで中はフワっとした食感となり、甘さは控えめです。

ナツメヤシの方は、食感はネットリしていて濃厚な甘さとなります。

ナツメにまつわる中国のことわざ

「一日吃三棗,一輩子不顯老」

※「1日3粒のナツメを食べると老いない」という意味です。

ナツメは中国や日本だけでなく、韓国でも薬膳料理としてサムゲタンの材料に使われたりしています。

 

ビタミン類、カリウムなどのミネラル類、食物繊維を豊富に含み、花粉症の予防、不眠症やイライラの緩和、冷え性の改善、便秘解消にも効果的だといわれているんです。

 

また、ナツメは葉酸も豊富に含んでいるんですね。

葉酸は「造血のビタミン」ともいわれ、貧血予防の効果であったり、妊娠時には必要な栄養素だといわれています。

 

他にも鉄、亜鉛、カルシウム、マグネシウムといった妊娠時に必要とされる成分が含まれているんです。

 

女性にうれしい成分が凝縮されたナツメは、まさにスーパーフード!!

おそれいりました!

蓮(ハス)の実

lotus-seed

中国語莲子 (lián zǐ)
英語lotus seed

ハスの実は、スイレン科のハスの花托(かたく:花の台座部分)から取れる種子です。

多年草のハスは沼や池などで栽培されています。

 

ハスは水面に葉を出します。そのため空気を運ぶための通気孔があり、この通気孔は全てにおいて縦に貫通しています。

ハスの地下茎は野菜の「レンコン」として親しまれています。あのたくさんある穴は通気孔だったんですね。

 

名前の由来は、花托の形状が蜂の巣ににていることからハチスと呼ばれていましたが、その後、変化して今のハスとなったそうです。

 

ハスの実は栄養価が高いことから健康食品として親しまれ、また、精進料理にも利用されているんです。

 

ミネラル、食物繊維が豊富に含まれ、主な成分はビタミンB1やカルシウム、カリウムとなります。

 

これらの成分は婦人病やむくみの予防・改善、整腸作用、イライラの鎮静、精神の安定などの効果が期待できるといわれています。

ユリ根(食用・薬用)

lily-bulb

中国語百合 (bǎi hé)
英語lily bulb

ユリ根とはユリ科のオニユリ、コオニユリなどの球根のことです。

名前に「根」とありますが、実は、葉が変形し重なり合ってできたものなんです。

 

ユリ根の栽培にはとても時間がかかり、畑に植え付けをするまで2~3年、それから更に2~3年の月日を要するといわれています。

そして、一度植えた畑は7年程空ける必要があったり、ユリ根はデリケートなため手で栽培する必要があるなど、大変な労力と時間がかかるんですね。

高級食材となるのも納得です!

 

旬は秋から冬になります。

ほのかな甘みとじゃがいものようなホクホクとした食感が特徴です。

 

ユリ根の主成分はでんぷん(炭水化物)です。

 

そのほかにビタミン、ミネラル、食物繊維、妊婦さんにうれしい葉酸が含まれています。

特にカリウムが豊富に含まれているので、高血圧やむくみの予防・改善が期待できます。

 

また、炭水化物は身体に取り入れるとエネルギーに変わることから、滋養強壮の効果が高いともいわれているんです。

クコの実

goji-berry

中国語枸杞 (gǒuqǐ)
英語wolfberry / goji berry

クコは東アジアが原産のナス科の落葉低木です。

クコの実はお酒に漬け込んでクコ酒にしたり、ドライフルーツとして利用されています。

 

よく杏仁豆腐にトッピングされている赤い実がクコの実です。

中国では「不老不死の実」と呼ばれ、古くから親しまれています。

こちらでは薬膳としてお粥やスープに利用されている一般的な食材なんです。

 

クコの実(ゴジベリー)はビタミンやミネラル、アミノ酸を豊富に含み、スーパーフードとしても注目されています。

 

アミノ酸は疲労回復の効果があるといわれ、また、豊富なβカロチンは、視力低下の抑制や鼻・喉などの粘膜の健康維持、美肌、抗酸化によるガン予防などの効果が期待されています。

龍眼、竜眼、リュウガン、ロンガン

longan

中国語桂圆 (guì yuán) ≒ 龙眼
英語longan

リュウガンは主に東南アジアから中国南部で栽培されている3m~10mほどになるムクロジ科の常緑高木です。

夏になると2cmほどの黄褐色の丸い実をつけます。

 

皮をむくとプルプルとした半透明の果肉があらわれ、中に黒い種が入っています。その見ためが竜の眼に似ていることから竜眼(dragon’s eye)という名前が付けられました。

味はライチに似ていてほどよい甘さがあります。

 

リュウガンの果肉を漢方薬として乾燥させたものを竜眼肉(りゅうがんにく)、または桂円肉(けいえんにく)と呼んでいます。

中国では乾燥した竜眼肉(桂円肉)が、スープやデザートなどに使用され親しまれています。

 

竜眼肉はミネラル・ビタミンが豊富に含まれ、成分は主に鉄、亜鉛、カリウム、カルシウム、リンとなります。

 

特に豊富な鉄分は血液を補う効果があるので、貧血気味の方にうれしい成分です。

その他に、滋養強壮、不眠・不安解消の効果も期待されています。

まとめ

中国で親しまれている乾燥食材とドライフルーツはどれも健康面において素晴らしいものばかりですね!

近くのスーパーに行って改めて見ると、どれも中国では一般的な食材だということがわかりました。

住んでいながら見逃していたのがもったいないです。

今後はもっとレシピを研究して、普段の食事に取り入れてみようと思います。