海外でマイホームも夢じゃない?オーストラリアで広がり始める狭小住宅の実態

Tiny House 海外事情

物価が高いことで有名なオーストラリア。オーストラリアの住宅価格は最高額の記録を更新し、上昇し続けています。

収入が追いつかず住宅ローンを組めない人が多い一方、いまだにマイホームを購入することがステータスの象徴とする風潮が強く残るオーストラリア。そんなオーストラリアでいま、狭小住宅の人気が高まり始めています。

オースラリアに住む日本人の人口は年々増加し、外務省の調査によると2017年のオーストラリアの在留邦人数はおよそ9万7千人、そのうちの長期滞在者はおよそ4万人だそうです。長期で住むなら一軒屋購入も考えたいところ。

そこで今回は、オーストラリアで人気が高まりつつある狭小住宅の実態についてご紹介したいと思います。

これらを知ったうえであなたなら、狭小住宅、買いますか?買いませんか?

オーストラリアの狭小住宅の実態

オーストラリアの狭小住宅ってつまりどんな家?

Apartment Interior

日本で「狭小住宅」というと、一般的に都市部に建てられた床面積の小さい一軒家を指します。単に床面積が小さいだけでなく、狭いスペースを工夫しデザイン性と利便性を兼ねそろえた住宅も多いです。

オーストラリアで「狭小住宅(Tiny House)」というと、一般的に孤立した住居で車輪が付いており、面積が40㎡以下のものを指します。土地の上に建てられた狭小住宅もありえますが、多くはトレーラーの上に建てられた移動式の家のことです。

ここでポイントとなるのは、日本でいわれている狭小住宅は土地を含めた一軒屋を指すことに対し、オーストラリアのものは、車輪の付いた移動式住居(Mobile home)を指すことが多いということです。

はたして移動式の家は住居といえるのしょうか。土地を含めてはじめて一軒屋であり、住居といえるような気がするのですが、車輪のある住宅を、みなさんはどう思いますか。

オーストラリアで狭小住宅に住むメリットとは?

狭小住宅に住むメリットは、住宅におけるコストの削減、そして、より小さい環境フットプリント(人、会社、活動などが環境に及ぼす影響)の実現性です。

そして、建築コストは平均的に$20,000から$50,000だといわれており、この手頃な住宅価格こそが、オーストラリアで狭小住宅が注目される大きな要因です。

また、トレーラーの上に移動式の家を持つことにより、建築コストから土地の費用を切り離して考えることができ、なおかつ家がキャラバンとして管理されることによりローカルの建築規則を逃れられるメリットがあります。

どんな人が住むの?

Senior Citizen

オーストラリアで狭小住宅を持ちたいと思う人々は、自分の家が欲しいが、大きな家を買って多額の住宅ローンで生活を苦しめられるのが嫌、そして、維持・管理がしやすく、意識的消費(Conscious Consuming)が叶う家を持ちたいと思う人々です。

特に、子育てが終わった中年層や、従来、持ち家が欲しいと思っていたが叶わないまま過ごしてきたシニア世代に人気があります。

まとめ

海外でマイホームを持つことは憧れますが、やはり多額の住宅ローンを組むことは避けたいと思うのが当然です。そんな中、現れたオーストラリアの狭小住宅。メリットは建築費用の大幅な削減、デメリットは移動式住宅というところ。

日本にあるような家族で住める機能的な狭小住宅が、オーストラリアでも早く普及することを在住者として願います。

参照:外務省、deakincapitalexpress