世界遺産デインツリー国立公園をロードトリップしている途中、モスマン渓谷へ立ち寄りました。
同行したオーストラリア人によると、昔は車でモスマン渓谷に行くことができたそうでうす。
現在は一度、モスマンゴージセンター(Mossman Gorge Centre)に立ち寄り、そこからモスマン渓谷へ行くシャトルバスのチケットを購入します。歩いていく選択肢もあるようですが、歩きを選ぶ人は少ないと思います。
モスマンゴージセンター(Mossman Gorge Centre)
モスマンゴージセンターはモスマン渓谷を観光する際に窓口となる場所です。センター内には、ビジター・インフォーメーション・センターやアートギャラリー、カフェ、レストランが併設されています。
こちらでシャトルバスのチケットを購入したり、アボリジニが案内する「ドリームタイム・ゴージウォーク(Dreamtime Gorge Walks)」の申し込みができます。
営業時間
午前8時〜午後6時
週7日(クリスマスを除く)
シャトルバス
毎日午前8時から午後5時30分まで、15分ごとに出発します。
料金(時期により変動)
大人 $ 9.80
子供 5-15歳 $ 4.85
幼児 0〜4歳 無料
ファミリーパス – 大人2名+子供2名 $ 24.20
シャトルバスのチケットは、モスマンゴージセンターからモスマン渓谷への複数回の移動が可能です(購入日のみ)。
モスマン渓谷(Mossman Gorge)
モスマン渓谷は、世界遺産に登録されている熱帯雨林のひとつデインツリー国立公園の中に位置します。
デインツリー国立公園はデインツリー川をはさみ大きく北部と南部に分かれ、北部の中心地が「ケープトリビュレーション」、南部が「モスマン」だといわれています。
ドリームタイム・ゴージウォーク(Dreamtime Gorge Walks)
ドリームタイム・ゴージウォークでは、伝統的な悪霊を取り払う”煙”の儀式で迎えられた後、熱帯雨林の中を先住民ガイドとともに散策します。
こちらのガイドツアーでは、先住民の生活様式や伝統的な植物の使用法、また、オカーというペインティングのデモンストレーションなどを見ることができます。ツアーの最後には、伝統的なブッシュティーとダンパーがいただけます。
ダンパーは、小麦粉、水、塩からできた生地をキャンプ・ファイヤーの後に残った熱い灰で焼いたパンのことです。
セルフガイドウォーク(Self-Guided Walks)
セルフガイドウォークでは、ガイドを付けずご自身で散策をします。私もこちらの形式で回りました。
いくつかのポイントは以下の通り。
Baral Marrjanga-270 m(5-10分)グレード:容易
Baral Marrjangaコースは、シャトルバスの停留所から熱帯雨林の中を通り、Mossman川と川の奥に続く山脈の景色を見渡すことができます。
川下トラック(Lower river track) – 300m(5-10分)グレード:中程度〜容易
川下トラックはシャトルバスの停留所から始まり、モスマン川に沿って続く道です。いくつかの小さな展望台が設置され川の景色を見渡せます。
レックスクリーク橋 – 460m(10分)グレード:中程度〜容易
透き通った川を上から見下ろすと、なんとも言えない清々しい気持ちになります。
モスマン川で川遊び
あまり泳ぐのが得意でない私も、何事にも挑戦!と思い水の中に入りました。緑色に透き通った川は本当にきれいで感動します。水遊びに抵抗があるというかたも、この機会にぜひ川遊びに挑戦してみてください!
最後に
デインツリー国立公園にいくかたは、モスマン渓谷にぜひ立ち寄って、散策してみてください!
美しい熱帯雨林の景色だけでなく、運が良ければ、幸運の青い蝶「ユリシス」や絶滅危惧種の「カソワリ(ヒクイドリ)」に出会えるかもしれません。
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