食事に気をつけて!日本人が海外で暮らすと太ってしまう理由6つ

Asian Woman with Sunglasses ニュース

日本の肥満率は、経済協力開発機構(OECD)の2017年のレポートにより、世界先進国の中で最も低い3.7%と発表されました。一番肥満率が高かったのは米国の38.2%、次いで、メキシコの32.4%、ニュージーランドの30.7%、ハンガリーの30%、オーストラリアの27.9%と続きます。

Obesity Rates

今回注目したいのは、5番目に高い肥満率であったオーストラリアです。

オーストラリアに住む筆者の周りの日本人、特に女性は、驚くほど多くの人が体重増加に悩まされています。オーストラリアに来てから10kg太ったなんて話も珍しくありません。筆者も以前、語学学校に通っていたころ、体重増加を経験したうちの一人です。

では、なぜ日本人が海外で暮らすと太ってしまうのか。その理由について、料理家YoshikoさんのサイトCooking with YOSHIKOよりご紹介します。

日本人が海外で暮らすと太ってしまう理由6つ

Obesity people

私はオーストラリアに来てから10kg以上太ったという沢山の日本人女性(初めてのオーストラリア生活で住んで3年以内)に会ってきました。そのため、声を大にして言いたいです。

日本人が太る理由はここにあります。

その1.日本食の減少

日本人は、オーストラリアで食べる日本食がさほどおいしいと感じていません。日本食レストランの料理は砂糖が多くて甘い味付けが多く、かつ、油っぽく太りやすいです。しかし、日本食を家で作るためには、食材を揃える必要があり、これらは決して安くはありません。

その2.砂糖の増加

オーストラリアのスイーツはかなり甘いです。私が10年前に日本のチョコレートを食べたとき、まったく甘いと感じなかったうえ、小さすぎると感じてしまったほど。オーストラリアに10年以上住む日本人の友達も同じことを言っていました。恐ろしい。

その3.乳製品の増加

日本は小さい国であるため、酪農家は多くはありません。 そして、伝統的な日本食は、乳製品を一切使用しておらず、 食後の典型的なデザートはフルーツでした。また、お茶の時間には、もち米、きな粉、あんこなどで作られた日本の伝統的な和菓子をお茶と一緒に頂くことが一般的です。今では西洋のデザートを食べる機会が増えたのものの、欧米ほどではありません。

日本では良質なチーズは高価なためあまり食べていなかった日本人も、 オーストラリアでは、オーストラリア産の高品質なチーズに目がなくなってしまうのも事実です。

その4.グルテンの増加

日本人は今では、バターやマーガリンとともにパンを食べるようになりましたが、主なたんばく源はやはりお米です。しかし、貧しい日本人学生は、1ドルで売っている安いパンや、簡単に食事がとれる砂糖の入ったシリアルを朝食として食べる傾向にあり、これらはより多くの砂糖、乳製品の摂取を意味します。

その5.油っぽい食事

日本人は天ぷら(野菜や魚介類の揚げ物など)を食べますが、常に大根おろしと食べることで太りにくくする作用がありました。また、大根はアルカリ性食品のため血液中の酸を中和する働きがあります。しかし、ここオーストラリアでは、フィッシュアンドチップス、ハンバーガーとポテトフライ、脂っぽいアジア料理、肉の塊など、どこにでも太る要素が転がっています!

その6.赤身の肉

その3で挙げた通り、日本は小さい国であるため、土地に限りがあり、赤身の肉(特に牛肉)は高価です。日本人はステーキをあまり食べず、一般的にスライスされた肉を野菜と一緒に料理して食べます。日本人が、300gから450gの牛肉(平均的なステーキ1人前の量)を使い日本食を作ると、家族4人分の食事がまかなえます。

 

家で日本食をもっと食べよう!
最大の理由の1つ

Japanese Food

日本が、肥満率が最下位で、最も健康な国の1つであるのは、日本人が家でたくさん料理をするからです!

私はシェフとして働いているため、オーストラリアでは、ほとんどのシェフが味重視で、健康や太りにくさなどは考えていないという事実を知っています。それは、多くの砂糖、MSG(グルタミン酸ナトリウム)、乳製品の使用を意味します。

私は、みなさんに昔ながらのバランスの取れた日本食を作ることを求めているわけではありません。私も毎日、そのような日本食を作っているわけではないですが、実際は健康的な日本食を作ることができています。

日本食はあなたの健康、太りにくい体、美容にとって大きな利点があります!キッチンで無駄な時間を費やすことなく「賢く料理して食べる」それが私のやり方です。

まとめ

日本で生活をしていると、知らずと肉・野菜・フルーツなど、バランスの取れた食事を取ることができるため、運動もしていないのに体型をキープできているのは、体質のせい?両親から遺伝で受け継いでいる?そんな風に思うかたもいるかもしれません。しかし、実はそれは体質でもなんでもなく、ただ「日本食を食べていたから」だったのですね。

日本でスイーツをあまり食べないという人も、オーストラリアでは周りにつられて、いつのまにかチョコレートやケーキを食べる機会が増え、紅茶やコーヒーに砂糖を入れて飲んだりと、知らず知らずに砂糖摂取量は増加していきます。そして気づいたときにはもう遅い!なんてことにも。

海外暮らしでは、できるかぎり日本食を食べようと、筆者も改めて思いました。

参照:cookingwithyoshikoOECD