オーストラリアのメイン通りを歩けば、ワンブロック毎にカフェがある、なんてことも珍しくありません。地図アプリを使いカフェを検索すると、私が住むブリスベンの自宅から1km圏内には10軒以上のカフェが表示されます。
それでは、カフェならどこでもいいのでしょうか。
何気なく入ってみたカフェが気に入り何度も通うようになるかもしれませんし、自分の好みでなかったら1度きり。もう行くことはないでしょう。
競合がひしめくカフェ事情のなか、オーストラリアで「流行るカフェ」と「そこそこのカフェ」、その決めてはどこにあるのか。
それは”ちょっとした違い”だと思います。
オーストラリアで流行るカフェの特徴
テラス席
カフェを決める上で一番のポイントとなるのは、テラス席の雰囲気です。単にテラス席があれば良い、というわけではなく
- テラス席からの眺めは良いか(木などの自然が見えるか)
- テラス席に日陰となる席はあるか
- 他の客との距離感はどうか
このような事が重要です。
実際にその席に座ったとき、「居心地が良い」と思えるかどうかがポイントです。
コーヒーのおいしさ
オーストラリアではどのカフェでも大体おいしいコーヒーがいただけます。そんな中、もしイマイチなコーヒーが出てきたらもうアウトです!たとえテラス席や内装が素敵でも、もう二度とそのお店に行くことはないと思います。
オーストラリアのカフェでは「おいしい」が標準となっている中、たまに「このコーヒーは際立てておいしい」と思うときがあります。そういうカフェを見つけたときは、大体流行っていることが多いです。
標準より少し上のおいしさ、これが流行るカフェのポイントだと思います。
カフェメニュー
どのカフェにも朝食やランチ用のカフェメニューが用意されています。そして流行っているカフェにはこのような特徴があると思います。
- 高すぎない手頃な値段
- 量にボリュームがある
- 客を飽きさせないメニューのバリエーション
私はカフェに行くと大体、1つのメニューを2人でシェアして食べることが多いです。そのため、私のなかでは、量のボリュームが結構ポイントになっています。
流行っているカフェを見分けるポイント
初めて入るカフェでは、「流行っているカフェ」か「そこそこ」かは、見分けるのが難しかったりします。そんなときポイントとなるのは、週末の朝食時間から昼時の客数です。
昼時なのにお客さんがいないようなカファはやめておいたほうが無難かもしれません。また、口コミやレビューを見て判断するのもありだと思います。目・口ともに肥えた地元の方の意見は参考になります。
まとめ
オーストラリアで流行るカフェの決め手を3つご紹介しました。
この3つは、当たり前の条件といえばそうなのですが、競業が多いオーストラリアではこの3つの条件がいかに際立つかで、ファンの獲得数が変わるのだと思います。
余談ですが、日本ではこの条件のカフェを探すのは本当に難しいです。私の出身地である東京の下町では、自宅から1km圏内でこの条件を満たすカフェを見つけるのはほぼ不可能にちかく、都心に出たら出たで、カフェの数が多すぎて好みのカフェを見つけるのがまた難しいという始末です。
オーストラリアでは少なくともカフェに困ることがなく、自宅から歩いて気軽に立ち寄れる環境があるのは有り難いですね。